FXの規制について
2010年8月1日以降、FXにレバレッジについての規制がかかります。
その内容は以下の様になります。
2010年の8月1日から2011年の7月31日までの1年間は、最大レバレッジが50倍。
2011年の8月1日からは、最大レバレッジが25倍と段階的に規制がかかります。
ちなみに、今(2009年現在)は200~300倍、それ以上なんていうFX取扱会社はごまんとあります。
今回の規制の際には、特に注目度の高かった「レバレッジ」についてだけでなく、「信託保全」や「ロスカットルール」などについても下記のような事が義務化されました。
● レバレッジ25倍を超える個人取引を禁止(2010年8月1日施行)
要約 : 冒頭の内容
● FX取引の区分管理の方法が金銭信託に一本化(2009年8月1日施行)
要約 : 万が一に備えて、顧客の保証金(証拠金)が保護される態勢を整えなければならない。全額信託保全。経過措置6ヶ月(2010年2月まで)
● ロスカットルールの整備・遵守(2009年8月1日施行)
要約 : 相場が急激に動いた際にロスカットルールが機能しない場合もあることの、顧客への周知・説明できているか、保証金などの値洗いが適正に行われているかについて。
ほかにも
● 勧誘・説明態勢やリスク管理態勢に関する監督上の留意事項等の明確化
要約 : 特に低スプレッド提供FX業者に対して、スリップページなどの説明をしているか、それに耐えうる財務体質があるかなどについて。
今回の規制には、様々な理由が絡んでいるかとは思いますが、結局すべてに関係しているのがFX取扱会社同士の「行き過ぎた取引コストの削減競争」(顧客獲得のための過剰サービスの提供)と業界全体のモラルの低下ではないでしょうか?
例えば、レバレッジの倍率の拡大(投機・ギャンブル化)、スプレッドの縮小競争、そのしわ寄せによる一部の悪質なFX取扱会社によるずさんな資金管理などです。
とくに近年では、FX取扱会社のずさんな資金管理により投資家から預かった大事な資金を会社運営資金として使いこんだ上に、倒産などといった絵に書いたような詐欺事件のような、絶対にあってはならないこともありました。
当然ながら、FX取扱会社自身も慈善事業でなく営利目的で営業しているので、適正な利益(手数料など)を取ってもらって投資家にとって安心・信頼できるサービスを提供してもらいたいものです。
このまま不毛な顧客獲得の過剰サービス競争を繰り返していると、せっかく日本にも根付いたFXによる投資の文化の芽を摘みかねません。
そういった意味では、今回のこの規制はよかったのかもしれません。
今更ですが、みなさんもFX取扱会社を選ぶ際にはちゃんとした会社を選びましょう!
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